今回は、2月に実施した「第9回 光」の説明をします。
1.教室風景
①LEDイルミネーションライトで遊ぼう
◆工作用紙で丸い形をつくりました。その中にLEDイルミネーションライトを入れて、上に白い障子紙をかぶせました。
◆スイッチを押すと、「赤→赤と青→赤と青と緑→青と緑→緑→消える」と数秒ごとに色が変わります。部屋を暗くしてやりました。
②自分で好きな絵をシェードに描く
◆白いシェードに蛍光マーカーで好きな絵を描きました。下の写真のように赤が点灯した時は、顔の形の中で赤で描いた口が見えません!完成したら、部屋を暗くして、一斉に点灯しました。
◆「光がいろいろ合わさると、見えたり見えなくなったりするんだね」などと、子どもたちは、発見したことを話してくれました。
③色染めの和紙でシェードをつくる
◆次は、いよいよ、1月につくった色染の紙を丸くして、世界にたった一つのシェードをつくって、かぶせてみました。赤が点灯した時は、赤い模様は見えません。
2.教材
①LEDイルミネーションライト
◆下の丸い所に、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色のLEDライトが入っています。この3色は、光の3原色といいます。この3色を全部つけると白くなります。
②光の3原色
◆障子紙を下のLEDイルミネーションライトの10センチぐらい上にかざしてみると、光の3原色と、それが混ざった様子があざやかに見えます。
3.本の紹介
ドラえもん科学ワールド 光と音の不思議 (ビッグ・コロタン)
(小学館 850円+税)大人が読んでも楽しいマンガです。中学年ぐらいになると、解説文がだんだんと理解できるようになります。
4.保護者の声
◆光の回もとても楽しかったようで、帰りの車の中でも、「サイエンス教室大好きだから来年もやりたい!」と自ら話していました。そして、帰宅するとぬいぐるみを並べて、講義していました。光の回の時は、同じテーブルのお友達とおしゃべりしながら楽しそうに参加している様子があって、そういう光景もなんだか嬉しかったです。来年度のサイエンス教室も楽しみにしています。
◆教科書がない授業、そのものを見て感じる授業がとてもよいと思います。先生が生き生きしている、熱意を込めて語る姿、本当に貴重な空間です。また、子どもたちのまなざしも真剣!この場所(会場)もあたたかい光の中で心もくつろぎながら自然に触れあえてとても良いです。
◆とっても楽しかったようで、帰りに蛍光ペンを買い、ご飯後回しで描き足し、暗闇で楽しんでいました。寝るときに枕元まで持っていって「宇宙の夢(自分で描いた)を見る」と言っていました(笑)
5.参考:キッズサイエンス通信9号
当日配布した資料です。
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