オンラインサイエンス教室③
〔事前に材料を参加者に郵送して、当日はZoomでやりました〕
色遊びでベンハムのコマをつくりました。その後、LEDイルミネーションライトを使って、次々に色が変わるランプを作って遊びました。
ライトの色が自動的に変わっていくので、蛍光ペンで描いた絵の色が変化したり見えなくなったりしたりする不思議で楽しいランプになります。
LEDイルミネーションランプ① |
LEDイルミネーションランプ② |
LEDイルミネーションランプ③ |
【準備するもの】
材料 |
影絵の型紙 |
1.ベンムのコマ
ベンハムのコマ |
有名なベンハムのコマを作りって遊びました。
「白と 黒の もようから ふしぎ ふしぎ いろいろな 色が 見えてくる ベンハムさんの こま」と、次のように話しました。
〇お話
・このコマを回すと、白と黒しか模様がないのに、いろいろな色が見えてきます。
・昔イギリスのおもちゃ屋さんのチャールズ・ベンハムさんという人が作って売り出して有名になり「ベンハムのこま」と呼ばれるようになったのです。
・100年以上も前(1895年)からある不思議なコマです。
・なぜ、白と黒の模様から赤・緑・黄・紫などの色がみえてくるのでしょう?
・いろいろと説明されていますが、その秘密はまだ完全にはわかっていない不思議なコマです。
・今日は6つの模様を用意しました。まず一つ作って遊んでみましょう。どんな色が見えるかな?」
〇作り方
・型紙から模様を切り抜いて、大きな丸い厚紙(板目紙)に貼る。真ん中の小さな穴をキリで少し大きくします。
・小さな丸い厚紙2枚(板目紙)も同様に小さな穴をキリで少し大きくしてから、大きな紙の下に重ねて貼ります。
・3枚重なるので分厚くなり、心棒が安定してよく回ります。
・ようじを軸にして差し込み、白ボンドを上下の穴の回りにつけて出来上がり。
〇「あっ、緑が見えた」「見て、赤が見えてきたよ」・・・・ZOOM画面のあちこちからいっぱい声が聞こえてきました。
見る角度によっても色が違います。
しばらく遊んでから、「あと5つ作れるから、おうちで作って遊んでごらん」と話しました。
ベンハムのコマの説明 |
3.クリスマス ♬ イルミネーションランプ
〇LEDリモコンイルミネーションライトを使って、楽しいクリスマスランプをつくります。
なんと色が次々に12色に変化していきます!
以前は100円のLEDイルミネーションライトを使っていました。
これは優れモノで、ライトの上に障子紙をかざすと、3原色がはっきりと見えて中心は白くなるのが分かります。
光の3原色の実験に使えます。
残念ながら100円ショップの商品は売り切れるとそれで終わりで、この製品は、もうありません。
私は一定数確保してあるので、これで実験をしています。
光の3原色 |
3原色の実験用 |
蛍光ペンで書く |
蛍光ペンで書く |
サイエンス通信5号 |
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