2020-08-05

空気

今回は、5月に実施した「第1回 空気の力で動くもの」について、説明します。
目に見えない空気を感じて、ギュッと押すとはねかえる力を感じてほしい内容です。今回は、りかちゃん先生がお休みなので、おかピー先生が登場しました。

1.サイエンス教室風景

① 風船・ストローで、空気を感じる

◆体験①:「ストローで綿棒の玉を飛ばせるかな?」 
ストローの中に固い紙玉を入れて、おもいきり吹きます。すると、遠くまで飛びます。
「前にも、上にも、横にだって飛びます」(今回の玉は綿棒) 

◆体験②:「風船をギュッと押したり、手を放したりすると、どうなるか」
風船を大きく膨らませて手を放すと、風船は遠くまで飛んでいきました。
見えない空気を、体験を通して「空気がある」って感じることが出来た時間でした。


②空気ロケットを作って遊ぶ

◆遊び①:空気の力でロケットを飛ばしました。
段ボール箱に紙コップより少し小さめの穴を開けます。穴の上に紙コップを逆さにして載せ、両手で段ボール箱の両側を思い切りたたきます。 
➡おもいっきり両手でたたくと、紙コップは天井まで飛びます!
紙コップに絵を描いたり、ロケットのように羽をつけたりします。





③空気でっぽうで、的あて遊び

小学校3年生の理科教材の「空気でっぽう」を使って、的あて遊びをしました。

④「風船の力で走る車」を作って遊ぶ

◆風船の力でスピードを出して動く車をつくりました。車は、スピードがついて、ホールの端の方までいきました。





⑤巨大な空気砲の実験ショー(おかピー先生)

空気砲

2.教材

材料は、いずれもホームセンターで入手できます

①幼児教室

・曲がるストローと綿棒
・段ボール(横にコップの底を当てて穴あけ)
 段ボールの大きさによってパワーアップします
・空気でっぽうセット(特注)

②低学年教室:車の材料

・風船
・発泡スチロール「しんべー」:「島忠」にある製品名
・プラスチック板「ダンパネ」:「島忠」にある製品名
・竹串(車輪はボンドで竹串につけます)
(車体はトレーでつくり、ペットボトルキャップを車輪にすることもできます)
風船で走る車②


〇空気は気体なので、ギュッと押すと縮まって押し返そうとします。気体は、固体や液体と比べて体積がたくさん変化することを体験しました。

3.本の紹介

科学工作図鑑 エコパワー 自然の力を利用した工作
いかだ社:1200円
夏休みの自由研究にもぴったりな、身近な材料で作れる科学工作がたくさん。
風力測定器・風車・カーリング・船・UFO・車など

青弓社:1800円

工作や実験が45種類。
つくったり実験したりする順序が分かりやすく書かれています。
巻末に型紙もあります

4.保護者の方の声

■帰ってからずっと今日の復習?の●●です。スポンジに楊枝をさしてハチの巣穴をあけてみたり、テッシュを丸めた球、チラシ紙を丸めた球、(飼)猫のオモチャ、思いついた物を試しに試して、空気鉄砲の研究してました。一定の距離があっても球が押し出される事を何度も何度も再現!棒が押してるんじゃない、じゃあ何?どうして?をとても楽しんでいました。来月も楽しみです。

■はじめての場所で、最初は緊張しているようだった息子も、とても楽しかったようです。いただいた教材を持ち帰る時もノリノリなのが伝わってきて、帰りの車の中でも、家に着いてからも夢中になって遊んでいました(今朝も)。そして、帰宅した父親に聞いてきたことを説明したり、やってみせたりしていました。こんなに夢中になるんだなぁ、と私も嬉しかったです。次回も楽しみにしています。ありがとうございました。

5.参考・キッズサイエンス通信

当日に配布した資料です。





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